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歴史・伝統
島民展
佐久島百景展レポート
松、岩、観音像を絶景のシンボルに、会場をディスプレイ
佐久島には、歴代から風光明媚と評されてきた「佐久島八景」の他にも数知れず景勝の地があります。島の絶景を一挙に展示することで、島のどこを見ても絵になることを実感していただけるのではと思い、「佐久島百景展」を企画しましたが、写 真の展示だけでは何かが足りないと感じました。そこで、「松」「海」「信仰」『絶景の3要素』とし、それぞれのイメージを表わす松の木(枯れた松を伐 採)、アカニシの貝細工、観音像を、展示スペースを彩るオブジェとしてディスプレイしました。来館者の反応に期待と不安を抱いていたのですが、意外なリアクションに驚かされる結果 となりました。何と、観音像の前にお賽銭を置いていく人が多かったのです。 そんな気持ちにさせる何か独特の雰囲気が、会場内に漂っていたのかもしれません。見る人の心に訴えるような演出について、企画者である私たちも新ためて考えさせられました。

仏像
▲普段はメンバーの家の床の間に鎮座
している観音像。お賽銭が置かれた。

松の枝振
▲枯れた松の枝振りのよい部分を伐採し、葉を着色。

来客
  ▲昔懐かしい風景写真に見入る来館者
中川六郎治氏の水彩 画も同時展示
一色町で水彩画の指導をしておられる中川六郎治氏 (元佐久島小中学校長)の作品を同時展示。島の風景を描いた絵ハガキ集も圧巻。 作品

佐久島百景

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