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歴史・伝統
島民展
いにしえの踪跡展
主催/島を美しくつくる会、伝統・歴史分科会

5000年の歴史を刻む、佐久島の人々の営み
佐久島に人類が住むようになったのは今から5000年ほど前のこと。当 時は、一色町本土の大部分がまだ海の底でした。弥生時代には40基を 超える古墳群を誇る豪族(海部族)の島として栄えていたのです。今私 たちがこの島を語るうえで何よりも先に掘り起こすべき情報、それが 「古の踪跡」です。現存する遺物、古墳などを検分し、さらに当時の生活 の一部である「古代製塩法」を再現してみることで、古人の営みとその 苦楽を垣間見ることができ、現在にいたるまでの歴史も検証できるの ではないかと考えました。古人から現代人に宛てたメッセージともい える「古の踪跡」展に、ぜひお越しください。 【日時】9月9日(土)~10月12日(木) 【料金】無料 【場所】弁天サロン(屋根裏の間) ※月曜日休館 TEL 0563-78-2001

▲山の神塚古墳
海人のロマン息づく「山の神塚古墳」
山の神塚古墳は昭和41年(1966)に発掘された 円墳で、7世紀頃のものと推測されています。 全体の大きさは高さ約3.5m、直径12m。内部 は横穴式石室で、玄室(遺体を葬る部屋)と、羨 道(玄室にいたる参道)から成っています。出 土品は碧玉(蛇門岩)、須恵器(土器)、金環(青銅 に金をかぶせた耳環)など。佐久島の古墳は、 この山の神塚古墳のように小規模円墳横穴式 のものが大部分で、多数あるのが特徴です。



▲製塩遺跡

▲山の神塚古墳の出土品

いにしえびとの暮らしを再現「古代の塩づくり」
わが国では古くから海水から塩をとる方法が発達していました。製 塩に使われる土器を製塩土器といいます。佐久島で発見されている 製塩土器は古墳時代から奈良時代のもので、島独自の形態を持ちま す。まずこの製塩土器づくりを再現。さらに海水をこれに入れて煮 沸し、結晶塩をとるという「古代の塩づくり」再現に挑戦しています。



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島民展から
●お知らせ「島の風習展」
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島民展の歩み2000
1・佐久島の歴史文化展
2・佐久島の漁業史
3・農業と暮らし展
4・島にある指定文化財