毎年10月半ばに行われる、大漁・豊作祈願の祭事。起源は 定かではありませんが、江戸末期~明治初期に始まったと いわれています。もともと神明社は西区に祭られていまし
たが、東区の八剱神社に合殿として祭られるようになった ため、祭りも合同となりました。東西両区掛け合いで太鼓 の打ち込みをし、子どもたちは神輿をかついで島内を練り 歩きます。前夜祭(試楽)、例祭(当日)の2日間にわたって、
島中がお祭り一色で盛り上がります。かつては大祭の名に ふさわしく、かなり派手に行われていましたが、時代の流れ とともに縮小傾向にあります。祭りや太鼓の伝統を絶やさ ず、次代へと継承していくため、保存活動も始めています。
|
▲打ち込み太鼓の由来
東区の太鼓は、桜の1本物をくり ぬいて胴が作られた、非常に貴重 なもの。かつて西尾藩本田家の太 鼓として使われていたものを、島 が譲り受けたとされています。 |