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歴史・伝統
【開催期間】 平成13年4月14日(土)~6月17日(日)
【会  場】 弁天サロン/屋根裏の間(月曜日休館)
【主  催】 島を美しくつくる会 伝統・歴史分科会
【料  金】 無料


 これまで2年間にわたって数々の島民展を企画してきました。中には、もっとクローズアップしたかったこだわりのテーマもあります。今年度の島民展は、そんなテーマの一つ、「海の男、船頭重吉展」からスタートします。
 特異な体験の実話として今も語り継がれるこの男の生きざまを、ぜひ大勢の皆さんに知っていただきたいと考えます。佐久島に生まれ育った私たちも、この展示の準備を通して初めて多くのことを知り、あらためて畏敬の念を強めています。重吉の人生を垣間見ることで、おそらく皆さんも大いに刺激を受けることでしょう。



▲昭和55年に建立された、
 船頭重吉出生之地の碑。
 現在の佐久島東港より
 80mの地点。
◆小栗重吉の経歴◆
 
天明5年
(1785)
 三河佐久島の百姓、善三郎の次男として誕生。(後に尾張半田村の百姓、庄兵衛の養子となる)
文化10年(1813)  尾張船督乗丸の沖船頭として、乗組員13名とともに師崎から江戸へ出航。江戸からの帰路、伊豆子浦の西方で暴風雨にあい遭難。漂流がはじまる。
文化12年(1815) イギリス船ホーストン号に救助される。
文化13年(1816) 長い旅路の果てに帰国(松前に到着)。取り調べを受ける。
文化14年(1817) 半田村へ帰村
文政1年
(1818)
苗字、帯刀を許され、小栗重吉と称する。以降、亡くなった乗組員の供養に人生を捧げる。
文政5年
(1822)
「船長日記(ふなおさにっき)」完成。
天保11年(1853) 重吉、世を去る。享年69歳。
 
 

島民展から
●お知らせ「島の風習展」
●お知らせ『貝紫と染』展

●リポート『日々の美』展
●「弁天様の誘い」リポート
●「弁天様の誘い」展
●「海の男・船頭重吉展」リポート
●海の男、船頭重吉展
●船頭重吉漂流之物語
●島の祭り展リポート
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●いにしえの踪跡展リポート
●いにしえの踪跡展
●佐久島百景リポート
●佐久島百景
●島民展 島に残る民話展
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島民展の歩み2000
1・佐久島の歴史文化展
2・佐久島の漁業史
3・農業と暮らし展
4・島にある指定文化財