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何年も探して、巡り会えた島

三宅さんご夫妻が海部郡から佐久島へと生活の場を移したのは2005年のこと。ご主人の徹男さんは病院での仕事をリタイア後、ずっと海辺で暮らしたいという想いを抱きつつ、好きな釣りを楽しみがてら、あちこちの島を巡っていました。奥様の洋子さんは美容院を経営していました。自分で海山の幸をとって料理をするのが大好きで、海辺での暮らしには大賛成。二人でいろいろな場所へ出向きましたが、どこもピンと来ませんでした。ところがある日、佐久島を取り上げたテレビ番組を見て「ここだ!」と思ったのです。さっそく島を訪れ、実際にその様子を目の当たりにしてびっくり。豊かな自然とタイムスリップしたかのような懐かしい光景に心を奪われ、すぐに移住を決意したそうです。

新しい夢がふくらむ日々

その後も何度か島に足を運び、いろいろな人に会って話を聞き、住まい探しをしました。Iターン先輩の水谷さん一家が家を新築し、それまで住んでいた借家が空いたことからそこへの入居が決まり、すぐにメンテナンスがスタート。ご家族も応援に駆けつけ、3ヶ月かけて直しました。さらに11月には、300年続いたという庄屋さんの家を購入。現在はその家の修理にいそしんでいます。驚いたことに、さすが旧家だけあって、焼き物のお釜や、江戸時代のひな人形など、さまざまな物が出てきました。いずれは家の一角をこれらを展示する資料館にしたい、それが二人の新たな夢です。

楽しいこといっぱい!

家の修理も楽しいけれど、もちろん本来の島暮らしも堪能しています。徹男さんは釣りを満喫しているし、洋子さんは海産物をとっては料理を楽しみ、島の人たちにお裾分けして、コミュニケーションもバッチリ。自分から積極的に声をかけて、すっかり島の人にもなじんでいます(それがなじむコツ!)。新鮮な野菜やワカメなどをいただくことも多いとか。また、浜で拾った貝殻などを使って工芸品を作のも楽しみの一つです。毎日やりたいことがいっぱいあって、本当に充実しているという三宅さんご夫妻。二人の想いが一致したからこそ実現した暮らしだと、実感する毎日です。

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