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iターン情報

佐久島へのIターン者(島に移住してきた人)とUターン者(島に帰ってきた人)が一堂に会して第1回の座談会を行ったのが、2005年1月のこと。そして2008年の早春、3年ぶりに2回目の座談会が行われました。

【と き】2008年2月17日(日)
【ところ】佐久島弁天サロン
【参加者】Iターン・Uターン者、Iターン希望者、東西区長、島を美しくつくる会のメンバーなど、計15名

佐久島Iターンの近況

佐久島では島を活性化させるための試みの一つとして、土地や住宅情報の提供をはじめ、定住を促進するさまざまな活動を行っています。Iターン希望者からの問合せも徐々に増えており、この数年間で実際に複数の方々がIターン・Uターンしました。ただし住まいの面では、多くのニーズに即応できる整備が十分に整っているとは言えないのが現状です。
島暮らしには魅力がたっぷりの反面、不便な点もあり、そのギャップを感じる人が少なくないのは事実です。でもIターン実績が増えたことで、事前に先輩たちの生の声も聞けるようになりました。今回はそんな先輩たちに、島暮らしの問題点や課題について、ざっくばらんに語っていただきました。


気持ちよく島暮らしをするには?

座談会新しい土地に移り住む場合、生活習慣や意識のちょっとした違いによる小さなトラブルは、多かれ少なかれどこでも生じます。ただし離島ではそれが表面化しやすいかもしれません。でも、悠々自適にIターン生活を楽しんでいる何組かのご夫婦は「そんなことは気にしない」そうです。気の合う人もそうでない人もいるに決まっているからです。重要なのは自分たちのライフスタイルをちゃんと楽しむこと。「人間関係も大切だけれど、それは時間をかけて築いていくものなので、あまり気にすることはない。それよりも、この島でどんな生活がしたいのかという自分なりのビジョンを持って、それを大切にしたほうがいい」というのが、先輩たちの主な意見でした。また島民の側からも「もっと島民自身が心を広く持ってゆったり接すべき」という意見も出ています。
座談会2ところで、Iターン者がとまどう事柄がもう一つあります。島に住んでいれば自由に海産物をとれると思われがちですが、それは誤解。漁業関係者やその組織との連携がないと、基本的に島の海産物をとることはできません。これはIターン者だけでなく、全島民同じ条件です。移住前にこういったことをしっかり確認していれば、トラブルは避けられるはずです。
今回、他のイベントに参加するため偶然来島していたIターン希望者が、座談会に飛び入り参加
しました。先輩たちの本音とよきアドバイスは、きっと大いに参考になったことでしょう。

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