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歴史・伝統
島民展
島民展のあゆみ
4.島にある指定文化財

佐久島の「七つの魅力」を探り、島の豊かな歴史と文化を、広く島外の皆さんにもお伝えしようと企画した展示会。文化財保護委員の方々などから説明をお聞きしながら準備を進め、1月8日の「八日講祭」でクライマックスを迎えました。

【期間】 平成11年12月4日~12年1月9日
【内容】 ●佐久島にある7つの県・町指定文化財の紹介
(文化財の写真、文化財にまつわる諸資料やレプリカなどを展示)
農具 農具
▲展示会風景 ▲保護委員の方々に説明を聞く
■■■■■■■■■■■■■七つの指定文化財■■■■■■■■■■■■■
1 八劔神社本殿
(県指定有形文化財)
江戸初期再建の一間社造、蟇股・木鼻が特徴
2 神明社本殿
(県指定有形文化財)
寛文3年(1663年)造営、神明造の遺構
3 阿弥陀寺・如意輪観音菩薩像
(県指定有形文化財)
1600年作、寄木造の座像
4 山の神塚古墳
(町指定史跡)
古墳時代初期の横穴式円墳
5 船頭重吉出生之地
(町指定史跡)
漂流の末、海外から帰還した佐久島出身の船乗り
6 佐久島古代製塩遺跡
(町指定史跡)
昭和58年、製塩土器片が出土
7 八劔神社・神明社八日講祭
(町指定無形民俗文化財)
1756年来の様式を受け継ぐ祭

佐久島の奇祭「八日講祭」


写真は八劔神社・神明社の合殿。「八日講祭」は八劔神社で開催される神事で、邪悪(鬼)を退散させ幸福を願う祭りとして、240年以上前から行われていると伝えられます。 八角凧は邪悪(鬼)の象徴。この凧は、島の長老たちの手で作られます。島民展ではレプリカを展示。
2人の厄男が悪鬼に見立てた八角凧を弓矢で射るという、独特の古式ゆかしい神事が行われます。 神事後の直会で用いられた珍しい三角膳。儀式を終えた後は楽しく会食しながらその年の幸福を願いました。 凧の骨を持ち帰るとその年を円満に過ごせるといわれ、矢が射られたあと、参拝者が骨を奪い合います。


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