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歴史・伝統
島民展
島民展のあゆみ
「島を美しくつくる会 伝統・歴史分科会」では、平成10年にオープンした弁天サロンを活用して、郷土の伝統と歴史に関する資料を展示する『島民展』を 開催しています。これまでに行った島民展をご紹介しましょう。(以下、主催はすべて伝統・歴史分科会、会場は弁天サロン)

佐久島の歴史・文化展
(弁天サロンオープン企画第1弾)
【期間】 平成11年1月31日~4月30日
【内容】 ●愛知県・一色町指定文化財(写真・パネル)展示
●佐久島の文化遺産(写真・パネル)展示
●郷土の歴史研究家・高橋覚吉が保存した文化遺産(書物・土器)展示
●郷土の力士写真展示
展示写真 展示写真

エピソード1 試行錯誤の日々が続いた、初めての展示会
「弁天サロンというスペースをどのように活用して展示をするのか?」「そもそも展示の方法は?」…など、右も左もわからないまま準備に突入した初めての展示会。何度も話し合いを重ねて、内容や方法を絞りこんでいきました。「弁天サロンに展示するんだから、やっぱり弁天さんの紹介がいるよなあ」「それならお寺や仏像の写真も展示したらどうだ」「昔の風習や雰囲気が伝わる展示にするなら、屋根裏の間がいいと思う」「そういえば、えんかくさ(高橋覚吉氏)が島についてまとめた資料があったぞ」「回覧板で古い道具を貸してくださいと皆に呼びかけてみよう」…こんな会話の中から、ようやく展示の構想が見えてきたのです。
エピソード2 来訪者のご意見を聞きながら、開催中にコーナーを追加
テーマが決まって展示物が集まったものの、分科会メンバーの誰一人、展示のノウハウなど知りません。説明文の体裁から全体のレイアウトまで、失敗に失敗を重ね、直前の1週間は連日夜遅くまで作業に追われました。中には用途の分からない古い道具もあって、島民展を開催してからも、訪れた人に質問したりご意見を伺ったりしながら、少しずつ展示内容を充実させていきました。最後まで試行錯誤の展示会でしたが、来訪していただいた方々には昔懐かしい佐久島の雰囲気や、メンバーの熱意が伝わったことと思います。
【伝統歴史分科会メンバー】  
筒井一雄(43)、三宅博巳(42)、藤井和市(77)、  
相川福吉(70)、高橋好明(63)、加藤文夫(65)、  
高須新一(45)、大島眞信(27)
【文化財保護委員】
三井寿(75)、筒井理九平(70)  
※( )内は年齢
▲島の歴史研究家、高橋覚吉氏が残した文化遺産


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島民展から
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島民展の歩み2000
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2・佐久島の漁業史
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4・島にある指定文化財